学校給食の一部をサンプルとして用い、
「ゲルマニウム半導体検出器」で放射性物質を測定していました。
福島県の学校給食の放射能濃度測定については、「福島市学校給食まるごと検査事業」(参考資料1)によると、学校給食の一部を用いて、それらに含まれる放射性物質の濃度をゲルマニウム半導体検出器と呼ばれる測定器により、放射性セシウムなどのガンマ線を放出する放射性物質を測定し、「放射性セシウム(Cs-134とCs-137の合算値)が20 Bq/kgを超えた場合は、主食と牛乳以外の献立の提供を見合わせる」と記載されています。
既に東電福島第一事故の発生から約12年が経過し、放射性セシウムは減衰して大幅に減ってきておりますが、事故の発生当時はこのような形で給食中に含まれる放射性物質の濃度を測定し、子供たちの安全を担保するために、放射性セシウムの濃度が基準値以下であることを確認していました。
<参考資料>
- 福島市学校給食まるごと検査事業(福島市)
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/61/kyushoku12040401.html
- 検出下限値を変更しました(福島市)
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/10191.pdf
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